Developers Summit 2014:開発者のためのITカンファレンス に参加してきました。
各資料に関しては下記ページに詳しくまとめられています。
デブサミ2014、講演関連資料まとめ:CodeZine
私が参加したセッション
Day1: 2014/2/13(木)
Developers Summit 2014:【13-B-1】サーバプロビジョニングのこれまでとこれから
Developers Summit 2014:【13-B-2】グリーにおけるChef導入事例 ~既存の資産を活かし新しい技術を導入する~
Developers Summit 2014:【13-A-L】ビジネスアプリケーションとつながる「Heroku1」のご紹介
Developers Summit 2014:【13-E-3】クラウド時代の環境構築・デプロイ自動化戦略
Developers Summit 2014:【13-B-4】事例から学ぶDevOps実現のためのプラクティス
Developers Summit 2014:【13-D-5】[U30] フロントエンド開発者になるための切掛と行動/酒巻 瑞穂、ソフトウェア開発を勉強し始めて3年間でやったこと~After~/きょん
Day2: 2014/2/14(金)
Developers Summit 2014:【14-A-1】Webの現在過去未来
Developers Summit 2014:【14-E-L】暗号破りに新たな攻撃!進化する脅威に対抗するためのWebサイトセキュリティとSSLの進化
Developers Summit 2014:【14-B-3】モバイル版グーグルマップのUXはいかにして作られたのか?
Developers Summit 2014:【14-A-4】Office開発の裏側 – ウォーターフォールからアジャイル開発へ
Developers Summit 2014:【14-B-5】ピンポンゲームでスクラム体験ワークショップ
Developers Summit 2014:【14-B-6】ソフトウェア工学からコンピューターサイエンスへ - 今後のシステムアーキテクチャーに必要な技術的切り口とその裏側
Developers Summit 2014:【14-B-7】なぜ、システム開発は必ずモメるのか? プロジェクト見積もりから契約作成まで
特に印象に残ったセッション
- 何故クックパッドのサービス開発は日々進化しているのか
ITのイベントに行くとクックパッドが発表しているのを見かける事が多いのですが、
なぜかというと、クックパッドのミッションとして社会貢献する、というのがあるそうです。
ですので、エンジニアの評価基準として、外部で技術的な事を発表する、というのがあるそうです。
また、クックパッドでは各自が自社のサービスが良くなると思ったら各自で行動していいそうです。
その事例として、クックパッドのサポート業務の人とエンジニアの疎通をよりよくするために、
サポート業務の人にも エンジニアが使っているgithubを使ってもらうようにしたそうです。
- モバイル版グーグルマップのUXはいかにして作られたのか?
グーグルマップマップの UI は世界中で同じにしなければならないそうですが、
国によって、いろんな文化があり、その違いが凄くおもしろかったです。
- ピンポンゲームでスクラム体験ワークショップ
参加者全員でピンポン玉を使って見積もりをするものでした。
ソフトウェアの見積もりを、楽しみながら体験できる、とても楽しいワークショップでした。
セッション終了後に担当者にソフトウェアテストの事にききにいきました。
マイクロソフトはソフトウェアテストのパイオニアというイメージがあったのですが、
マイクロソフトの社内の部署によって違うそうです。
オフィスのチームは、やっとここ最近、ウォーターフォールからモダンな開発手法を取り入れている最中だそうです。
ソフトウェアのテストが進んでいるのはサービス側だそうです。
全体を通しての印象ですが、今年、一番使われていた言葉が「DevOps」でした。
いままで、インフラ作業といえば、一部の職人的な人が専任で手作業でおこなっていました。
そのインフラの作業が、ここ最近、インフラ自動化ツールが充実し、標準化が進み、
その事によって作業手順がコード化(見える化)され、手作業から自動化へ変化していっていました。
それにより、ソフトウェアのリリースのスピードが速くなり、信頼性も高まってきたのが近年の出来事です。