社会保険庁にバキュームカーで突っ込みたいな

DB Magazine (マガジン) 2007年 10月号 [雑誌]

DB Magazine (マガジン) 2007年 10月号 [雑誌]

 『DB Magazine10月号』に「社保庁年金記録問題から考えるデータ品質向上の戦略的アプローチ」という特集がありました。本屋で立ち読みしてタイトルだけ見ておもしろそうだと思って買って帰って読んだら、本文の記事は社保庁年金記録問題と関係ないものでした。本文を読んでガッカリしました。

本文の内容は…

  • GIGO(Garbage-In-Garbage-Out)という格言はメインフレーム時代に言われていたが、現在でも通じる
  • 米国のAmazon.comでData Qualityで検索すると何冊かの専門書がヒットするが、日本語の翻訳や専門書はほとんど存在しない
  • データ品質の定義
  • データ品質の向上戦略
    1. 経営課題ととらえる
    2. 専任の組織の設立
    3. 総合的な対応
    4. 入力に近い時点にフォーカス
    5. データのライフサイクルを考える
    6. 定量的な評価
    7. ツールの活用
    8. データ統合にもフォーカスする

と、格言集みたいなものでした。

 でも、一通り読んでみるとためになりました。「Data Qualityは軽視すべきではない。」との著者の主張を、今後の課題として考えみようと思いました。



 ちなみに、タイトルの「社会保険庁バキュームカーで突っ込みたいな」は2chのコピペから拝借しました。