「セマンティックWebコンファレンス2008」に行ってきました
http://net.intap.or.jp/INTAP/s-web/swc2008/
開催趣旨
セマンティックWeb技術の最新動向に関する国内外の研究者による講演、企業や研究機関におけるセマンティックWeb及びその関連技術を利用した研究プロジェクトの紹介やデモンストレーション等を行います。
また、INTAP 次世代Web委員会の活動成果としてオントロジーに関する各種報告を行います。日 時
平成20年3月7日(金) 9:30〜18:00 (受付開始 9:00)
場 所
慶應義塾大学 三田キャンパス 北館(東京都港区三田2−15−45)
昨日、「セマンティックWebコンファレンス2008」に行ってきました。
来場者は大学の先生や研究者っぽい人が多く、アカデミックな雰囲気でした。
「State of the Semantic Web」
Karl Dubost @ W3Cによる基調講演からはじまりました。
後半の具体的な例をあげならの解説が分かりやすかったです。
当日の資料はState of the Semantic Webよりダウンロードできます。
「Semantic Webを利用したセキュリティ要件検討支援ツール(SPAT)のご紹介」
オントロジーを利用したセキュリティの実現を紹介していくものでした。
程度表現オントロジ
2007年3月よりINTAPのWebサイトにて公開している程度表現オントロジの今年度改良点と普及に向けた課題について述べる。新バージョンでは、程度値同士の順序関係定義における不整合を解消している。普及に向けては、同オントロジを用いた評価情報をより簡単に書くためのツール、その効果を発揮するための評価情報集約・分析ツールの必要性を述べる。
次世代Web委員会活動報告が沢山あったのですが、なかでもおもしろいと思ったのが「程度表現オントロジ」です。説明と発表資料が分かりやすく、実用的な観点からも、これが一番良いと思いました。
会場では、研究会でお世話になっている青山学院大学の伊藤先生に会い、一緒にセマンティックを実用化した展示を見て回りました。
先生曰く、ファイルの整理から検索・活用までトータルに支援する企業向けシステム製品 - ジャストシステムが凄いとのこと。
毎年、開催しているみたいなので来年も参加しようと思います。